今年の目標 『クオリティー』
晴れれば、この雪の美しさ。白い輝き。まるで純白のドレスを羽織った美少女。
しかし、すごい雪の量だな。
何処が地球温暖化なのか?是非とも気象学者に聞いてみたい。
さて、さて。今年の目標の一つに商品のクオリティーをあげた。
我社は、システム開発を行う会社だから、当然、プログラムの品質が一番大事だ。
だが、それだけだろうか?
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そう、きれいだった雪も、夜になれば、この通り。道路の泥にまみれて汚れてしまう。それでいて雪の量は減るわけではなくて、車は渋滞してしまう。
プログラムのミス。いわゆるバグは、テストの改善でかなり防げる。特に同じミスを繰り返さないようなチェックを行える体制さえできれば、品質は上がる。とはいえ、中々、納期に追われ、テスト不足が多くなっていることは事実だ。内部に品質に対するチェック部門を作る必要を感じている。
システムはプログラムの品質だけではない。もっと大事なことがある。
要件定義のミス。お客様のニーズを完全に勘違いして受けてしまったもの。出来上がったシステムがまったくマッチしていないパターンだ。よく御用聞きの営業がやってしまうミスだ。今年は、要件の確認のためのレビューをいれようと思っている。本当にそんなことをお客様は要求しているのか、お客様のニーズ以上の提案はないかというレビューだ。
もう一つの落とし穴。それは、システム設計自体が誤っている場合だ。例えば、データの量を読み違えて、動くのだが、レスポンスが出なかったり、動作は間違えていないのだが、妙に回り道をしているシステムなどがその例だ。いわゆるシステム的なバグだ。これは、プログラム作成者に責任はない。設計者はとりあえず動くため、ハードのスペックを上げろなどと、安易な対応をしがちだ。
これらをすべて解決してこそ、技術者集団だ。少数精鋭だ。と言えるのであろう。
我社は、まだまだだ。
これらを、若いSE達にしっかりと教えていかないと、我社の将来はない。