ぎっくり腰

不覚にも、ぎっくり腰をやってしまった。

昨日の朝、ちょっと深めの椅子から、立とうとした瞬間。

激痛が襲い、そのまま床に倒れてしまった。まったく立てず、立てないどころか、すぐ目の前にある、テレビのリモコンさえ、手が届かない。

今まで、なかった、息ができないくらいの激痛。

30分くらい、ひっくり返ったまま、何もできず、ドアや、机を伝って、やっと、腰掛けた。

もう、生きた心地がしない。ヤバイ。このままだと、まずいな。とにかく、医者だと思ったけど、あいにくの日曜日。

いつも、肩こりなんかで行く、整体の先生も、電話したら、きょうは休みだと言われた。

もう、机の上のパソコンで、整体を確認した。結構、日曜は休みってとこが多い。

一個だけ、日曜も開いている整体があった。そこに、電話、そして、息子に来てもらって、そこに、行った。

どうも、ぎっくり腰は、筋肉の疲れがたまっているのに、脳が動作を指示したときに起こるらしい。

今回の場合は、深い椅子から、立つように脳から信号が出た。いつもは、レベル1くらいの力でOKなのだが、筋力は衰えていて、さらに疲れていたため、レベル1ではまったく動かない。

脳からの信号と筋肉の動作のアンマッチ。そこで、インナーマッスルが悲鳴を上げる。

そんなことらしい。

確かに、筋力は落ちているし、なんとなく、わかるような気がする。

「電話での内容では、絶対動けないと思ったんですが、体のつくりが、運動していたから、違うんでしょうね。回復力が早い。」

と、整体の先生に言われると気分がいい。

「体が、若いですよ。」

えへへへ。

どうせ、そうやって、ほめて、長く通わせようって魂胆だろうが、若いなんて言われると気持ちがいい。

だんだん、そういう年になってきた。


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