春の様子

家の前の状態

東京では、花見だ、上野公園だの、泥酔の花見客だのという話が伝わる中、まったく、遠い山形県から見れば、まるで竜宮城の話のように聞こえてくるわけで.....

特に、雪国の私の住む、山形県米沢市までに桜前線が届くのは、遠く、東北新幹線から、山形新幹線を通らず、仙山線(仙台から山形までのローカル線)を通って、山形からさらに南下して桜の便りが届く地区なのです。

そう、県都、山形は米沢市より北にあるのに、桜は、米沢より早いのです。

どうも、それだけだと、米沢の方がいなかな感じがして、気分が悪くなるのですが、俺たちの方が、東京に近いと思っているのに、桜だけは、山形より遅くなってしまうのです。

その原因は、そう、写真の通りの雪でしょう。

南側はまだいいか

南側はご覧のとおり、だいぶいいのですが、やっぱり、雪が多いです。

これが、米沢の桜を遅くしている原因なんですねえ。

雪のグランドでサッカーをしている学生がいたり、テニスコートも雪でテニスが出来るのは、4月半ばでしょう。

すごいところに住んでいるんですね。

でも、この雪が、雪解け水となって川を下り、田んぼの稲を育み、おいしい野菜やお米、そして、山菜まで作ってくれる。

遠くの山々を見ながら、徐々に消えていく雪は、ゆっくりと川に流れていく。今年も田んぼの水不足なんかにはならないなあ。と、お米を作っている人は思うんだろうなあ。

そう思うと、まあ、桜ぐらい、しかたがないと思ってしまう。


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