車の納車
車の納車といっても、息子の車。
ナンバーを見えないように加工してみたので、思わず載せてみました。(回りの白いのは雪です。)
初めての車ってうれしいものですよね。
僕ももう30年以上前に、初めて車を買った時は、うれしくてうれしくて、洗車をしては車を磨き、なんとエンジンルームまで掃除してましたね。
初めての作業、初めて受ける授業、初めての買い物、初めてということにとてもこだわる人種が、日本人だと思う。
ところが、会社や工場など、現場に行くと、初めてということはすべてと言っていいほど、経験不足という言葉になってしまう。
「前例があるのか」
「こういった開発の経験はありますか?」
経験がないと、仕事の依頼すらこない。困ったもんだ。
もちろん、仕事をする上では、それなりの裏づけがあって、見積もおこない、契約を行うわけ訳で、そんなに問題があるとは思えない。
むしろ、新しいもの、初めてのものにトライする会社がなかったらどうなるのだ。
資金がなければできないと思っているからかな。
だとしたら、新しいものへの挑戦は、大きな会社しかできない。
僕は、新しいものが大好きだ。
そういったものにトライすることが大好きだ。
今までも、新しい試みをしてきた。
IBMと仕事していた時は、日本で初めてのDRDA(DDCS/2)のシステムを開発して、そのトラブルに対して、アメリカの研究所に直接電話するように言われた。(電話はしてみたが、英語がわからず、役にたたなかったが)
auのBrewの開発では、日本で初めての生産管理での携帯電話の利用だと言われて注目された。実際は、工場の現場で、携帯は汚れて使えなかったんだが、当時は、日経ものづくりなどにも取り上げられ、結構話題になった。
今もお付き合いのなる、Keyenceのハンディターミナルの開発も当初は、BT500というハンディが出たときに、担当営業が、東北で開発する会社がないというので、開発をしたのが最初。今では、Keyenceのハンディの開発は、我社の一つの武器になっている。
とにかく、初めて、〇〇で初めて、とか言う言葉に敏感に反応してしまう。
本当に、新しいものにトライしているな~。(回想)
でも、新しいものにトライしないで、成功はないと思っている。
新しいものにトライしないで成功するためには、単に下請の仕事をするしかない。
だから、会社を立ち上げたわけではないが、せっかく、会社を立ち上げたんだから、新しいもののトライの決定も僕ができる。それが、小さな会社の特典だ。
息子の車を見ながら、ふと、初めての感動を思い出した。
そう、僕も車を買うときですら、興奮していたのを思い出した。
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