テニス U12春季Jr山形県予選

U12の県予選大会を久々に見学しました。
テニスの大会は、小学校、中学校のくくりと、U12(12歳以下)、U14(14歳以下)、U16(16歳以下)などの年齢で分ける大会の両方があるんですね。
小学校、中学校というくくりは、いわゆる文部科学省が決めたくくりだから、国内大会で終わりだけど、年齢別の大会は、当然国際大会まである大会なんですね。
山形県で行われている今の大会は、3月に東北大会があって、5月に全国の春季の大会の予選。なんと、山形県では、山形県予選のための予選が、昨年の秋から行われているのです。

さて、僕も米沢市でジュニアの指導。スポーツ少年団(YYジュニア)と選手層のai・テニスアカデミーをいうところで指導しているので、ちょっと見学。

とにかく、小学校5年以下の子供たちが、必死で勝ちたいと思って戦っているわけで、どの試合も見ても本当にうれしい。
この年代で、勝った、負けたの話ですべてが決まるわけではないので、僕は、今後の指導をどういった方向へ進めるかだけを見ている。

実は、スポーツ少年団(YYジュニア)の選手は、最近ほとんど練習を見にいけてないので、選手の特徴も、指導法もよくわからない。
それでも、必死で試合を見ながら、ノートに約4ページもの選手ごとのアドバイスを書き込みながら、試合が終わった選手にアドバイスした。

誤解を生むとまずいので、あらかじめお断りしておくが、今回の視察は、当然ボランティアでお金をもらっているわけではない。選手層のai・テニスアカデミーに関しては、通常の練習に関しても、僕はまったくのボランティアである。

選手達は、一生懸命がんばってくれているし、話も聞いてくれていると思った。
特に、スポーツ少年団(YYジュニア)の選手に関しては、試合の仕方がわかっていない選手が多く、注意することは多かった。
例えば、コートに行く時に、予備のラケットも水も持たずにひょいとコートに行ったり、ボール拾いに行く時に、思い切り走って、息を切らして次のプレーをしたりと試合に向う前の指導が多かった。
とりあえず、これらの回答は、
①ラケットのガットが切れたり、壊れたりした場合、そのプレーはそのままできますが、ラケットを交換しなければ、なりません。その場合、コート外の友人などから供給を受けることもできますが、それもできなければ、失格になります。
ラケットが壊れることはないにせよ、ガットが切れることはありますよね。とりあえず、最悪の場合を考えて、予備のラケットを持っていきましょう。
②水。ゲータレイドなどのスポーツドリンク。どんなに寒いからと言っても、これだけ動けば汗をかくもの。まして、今日のように、屋内で、ウォームアップ着用可という場合は、汗がにじんできたら、ウォームアップを脱ぐのがあたりなので、汗をかいたら、水分供給です。当然、もって行くべきですし、コートチェンジのたびに、1口でいいから、供給するのが正しいのです。
現に、屋内なので半そででプレーしている選手もいたんだし、その辺はまだ小さいジュニアの親御さんは、指導して欲しいものです。
③ボール拾いに走っていくことは、絶対タブーです。
プロの試合などが、ボールボーイがいて、すぐボールを拾ってくれるので、そんな問題はないのですが、県レベルの大会では、ほとんどボールボーイなど付きません。自分でボール拾いもするのが、当り前なのですが、そこでハーハー息を切らしては、次のプレーができません。
テニスは連続的に行うスポーツですが、ボール拾いを走っておこなうことはありません。現に、強い選手達は、まったく、走りません。走るのはゲーム中なのです。
ただし、練習の時は時間がもったいないので、走ってボールを拾うという指導をしているのですけどね。ついつい、それが癖になっているのでしょうね。
④セルフジャッジを教えないとミスジャッジをしてしまう。セルフジャッジは、相手に対して行うもの、しっかりと相手に伝わるように、ハンドシグナルを入れて行うこと。相手の認識が違うから、コート上でもめてしまう。

そんな話をしていると、試合に負けて帰る選手の後ろで父兄達から、結構冷たい目線。「うむ、なんで?」
たぶん、普段、あまり指導もしていないくせに、こんなとこでグタグタ言うな!ってお叱りだったんでしょうね。まあ、山形弁で「しゃえっこなし」。おせっかいってことですか。
スポ少以外でも別なコーチに教わっている子供たちなので、そんな気持ちだったのでしょうね。(でも、ちょっと悲しいですよね)

それにしても、試合に関するごく常識的な指導もされていないのに、ちょっとビックリ。なんかの時に、ちゃんと教えてあげないとかわいそうだなと思ったところです。
父兄はどうでもいいけど、チビッ子選手達には、頑張ってほしいし、いろいろなことを教えてあげたいものね。スポ少にも行って教えてあげようと思ったところです。


さて、aiメンバーに個別にワンポイントを!!

シン
いい。試合の進め方、コールの仕方がいい。ファーストサービスも、セカンドサービスも厚めに当るから、威力はあるけど、ミスも多くなる。薄めのサービスが出来るようになるといいね。相手が打つときにしっかり準備して、スプレットを踏まないと、どうしても、次の動きが遅れてしまう。足がポイントかな。
ヒュー
ボール拾いに行く時に走らないこと。試合中に?って顔をしないように。そのしぐさがモチベーションを下げてしまう。コートリカバリーができていない。打った後に、次の予測をして動かないと、まったくコートに空きができてしまう。打たれてから、はじめて慌てて走るから、間にあわない。打った後の動きを注意すること。ショットの合間に、1点を見て、集中するようにすること。

 
 
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