開発の実態
めずらしく、仕事の話。
開発のプロジェクトは、大きくは、請負と支援の仕事がある。
請負はその名の通り、こういったものを作ってナンボってやつだ。どのようなものを作ってナンボ。家をこの金額で建てるってやつで、事前に内容の確認なんかをしっかりとしないと、お客様にお願いしたものと出来たものが違うとか、文句を言われてしまう。
作った家は、設計と違うというと、当然直すのは当たり前だ。
支援は、1日ナンボで、仕事を手伝うってやつ。出向して仕事したり、言われた事を行う。時間が全てだから、いっぱい時間がかかればその分もらえると思っていると、さあ大変。時間だけかかって進まないとクビになってしまう。
世の中、うまくいかないもんで、支援契約なんか、ほとんどなくて、請負契約で支援契約のように、やりたいようにやらされるケースがほとんどだ。
請負契約で、赤字を出さない方法がないのではと思う、今日この頃である。
その請負契約で、現在もトラブルの対応をしている。言った、言わない。要求と違う、要求通り。まあ、小学生の学級委員会だ。
この世界にいると、確かに赤字プロジェクトをどこで終結するか、とか言われるけど、なんとか適当にごまかそうとすれば、するほど、泥沼に入ると思っている。
徹底的に、問題を掘り下げてつぶさないと問題は、解決しない。
逃げれば逃げるほど、はまっていく。
今も、そうだ。この開発は、問題がもっと上流にある。根本的に聞き取りのミスだ。お客様の言い分が変わっているのではなく、当初から聞き取りが甘いのだ。
要件が不明確な状態で、150本くらいのプログラムを作ったんだから、その作業も偉いけど、これを、修正するのにどれくらいかかるんだろうか?
動かないコンピュータを作らないのが、僕の信念だから、きちっと動くプログラムを作って、次のプロジェクトを受注する。それが、僕のスタンスだ。
とにかく、シッカリと仕事しなきゃね。
今日も反省だ。
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