夕焼け
きれいな夕焼けだ。
仕事をしながらも、友人たちへの電話や、連絡で一日が終わろうとしていた。
昨日、高校の同級生の親友の訃報を聞いて依頼、あいつは知っているだろうか?確か、こいつは友達だったはずだ。
今、彼にしてしてあげられることは、より、多くの友達に彼の死を知らせてあげること。そして、いっしょに冥福を祈ってあげること。
と、わかっていても、なかなか、頭が混乱していて、動きが悪い。
もう、我が友は、この夕焼けを見ながら、天に、向かっているんだろうか?
弔辞を引き受けたのに、どうも、筆がすすまない。とりあえず、思い出をどんどん、パソコンに打ってみたのだが、文章にならない。
思い出だけが、駆け巡り、文章にならない。
だらだらとした、とんでもない、文章が出来た。本当に作文は苦手だ。
明日、休みだから、明日もう少し、検討してみよう。
20日のお葬式に出席する、同級生たちと、大声で長井高校の校歌でも歌って、送ってあげたいが、そんなわけにもいかないだろう。
パソコンの前で、こんなこともあった、あんなこともあった。明日、整理しないと、無理だなあ。
夕焼けの雲の間から、齋藤が、「今泉、すまんな。」と言っているようだ。
当たり前だ。俺は、理系なんだぞ。そんな、俺に弔辞なんか、書かせやがって、文章なんか、昔から、ダメだったんだぞ。
そう言える友は、もういない。
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