ジュニアのテニス

テニスボール

ここ米沢市はテニスに関しては、全くの後進国で、テニスクラブすらない。

みんな、公共のコートを利用しているサークルはあるけど、コートを持ったテニス倶楽部はない。

冬場は、雪が降るし、11月から3月までは、公営のコートもクローズしている。確かに、テニス倶楽部を作ってもペイしないよね。インドアのコートを作ったら、当然、費用も高くつくしね。

そんな中で、がんばっているジュニアの選手たち。本当に恵まれない環境でがんばっている。僕はみんなに金メダルをあげたいって思っている。

僕は、スポ少の団長をずいぶん長くやってきて、子どもたちと触れ合ってきた。今は、単なるコーチとしてのお手伝いしか出来てないけど、気もちは変わらない。

6年ほど前、当時、スポ少の中に、強化チームを作っており、小学生と中学生に分かれて、選手強化をしていたことがあった。その時の小学生チームの指導を僕はしていて、スポ少とは別な組織になったのが、現在のaiテニスアカデミーだ。

だから、もともとは、スポ少の強化チームだ。人数を制限して、徹底的に指導しようと思ったんだけど、なかなかうまくいったとは言えないね。でも、スポ少では出来ない、一貫した指導方針などが出来たかなと思っている。

今、スポ少の子どもたちが、もっと強くなろうとすると、米沢では、レッスンプロの「●ンジェ」 あるいは、aiテニスアカデミー、そして、山形へ指導を受けに行くしかない。

なんか、もっと、違う選択肢がないかと、最近、思う。aiテニスアカデミーも、お金はもらっているが、大学生のコーチ代とボール代、コート代だけで運営しており、僕は一円ももらっていない。まったくのボランティアだ。
それでも、ジュニアのオープン大会を持ってきたり、案外、貢献しているのかなあと思っている。

今年も、僕が変な商売(社長業)などをやっているため、なかなか、指導できないが、人を雇ってでも、指導するチャンスをもっと増やしたいと思っている。

前から言っているんだけど、スポ少が、普及のための義務教育だとすると、●ンジェやaiテニスアカデミーは塾。それを補完できればいいことなんだと思っている。(●ンジェはプロなんで、そんな風には思っていないだろうけど)
もちろん、●ンジェには、少しライバル意識はあるけど、向こうはプロなんで、仕方がないって感じがする。

スポ少だの、●ンジェだの、aiチームだの、どうでもよくて、ジュニアがテニスをどんどん出来る環境を作ってあげることが、われわれの務めだと思っている。

そういう意味では、どっちかに席をおけとか、言うこと自体が間違っているんだろうなあ。って最近思っている。どのチームの子は教えないなんて言っていること自体間違っているんだよね。

もっと、みんな、楽しくテニスを出来る環境をつくらないと、本当にジュニアのためにならない。テニスということではなくて、本当の意味で、子どもたちがのびのび育っていくためのお手伝いを僕たち大人はしなきゃならないと思っている。



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