夕焼けに帰ってきた

那須のテニス合宿から、帰ってきた。

工学院大学のテニス部だった、このメンバーは、SAFという愛称での集まりを1978年以来、34年も続けている。

たぶん、OB会よりも結束が強い。テニスをして、バーベキューをして、酒を飲み、まるで、学生時代と変わらない会話を楽しむ。

そんな友達を持てたことを、誇りに思う。誇りに思う友と、別れて、米沢にもどった。

迎えてくれたのは、夕焼け。

山に沈む夕日は、那須と同じかもしれないけど、なんか、米沢の夕日は、やさしい。

そんな、感じがする。山が遠いからだと思う。

地平線の代わりに、山々が連なっている。米沢盆地は、太陽も山々の間から、昇り、山々の間に沈んでいく。

なんか、ふるさとを感じる。


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