イシが来てくれた

イシがもってきてくれたラケット

イシから電話が来た。

(イシ)「今、どこにいるんだ?」

(俺) 「仕事している。5月中に決算おわさなきゃ。」

(イシ)「去年もいまごろ、そんなこと言っていたよな。」

(俺) 「去年は、震災で、もう大変だった、とにかく、税務署に行って、6月まで待ってもらった。そんとき、今年は、OKですけど、2年続けてはダメですよ。って言われた。今年は、どうしても5月中に決算やらなきゃ。14日の週に税理士も来る。」

イシは、高校時代からの友達で、テニスもやるので、aiテニスアカデミーの事務局長、スポークスマンとして、一緒にジュニアのテニスを支えてくれている。
高校時代からの友達なんだなあ。大学を卒業後、一緒に米沢に帰ってきてから、ダブル・フォールト・テニス・クラブというのを作って、一緒にテニスをした仲間。
今は、ジュニアの指導を一緒にしていてくれる。aiテニスアカデミーをいっしょに立ち上げた。

(イシ)「まだ、会社か、じゃあ、ちょっと行ってみるよ。」

久しぶりなんだよね。会うこと自体が。だから、なんとなく、うれしい。「おう、待っているよ」なんて答えてしまう。


なんと、おにぎりとお茶を差し入れてくれた。持つべきものは友達だ。

やっぱり、話題はテニスの話になってしまう。もともと、一緒に立ち上げたaiテニスアカデミーが主催で、3年前から、JOPのジュニアのトーナメントをやっている。昨年は、震災があり、宮城や福島の選手のことも考えて、中止した。
JOPのジュニアトーナメントは、どこからでも出場できる、ジュニアのオープン大会で、各大会で優勝した選手は、春に全国大会に招待される。
今年は、大雪で、4月は無理と判断した。年二回大会をしたいと思っているんだけど、なかなかうまくいかない。

(イシ)「ジュニアのテニスはどうしようか?秋には、また、JOPのジュニアしたいしね。」

(俺) 「秋のJOPジュニアは賛成。ジュニアのテニスは、とにかく、スポ少は、導入という形でいいと思っているけど、どうも、最近は、なんか、強化の練習みたいなことをやっている。コンセプトが見えない。」

スポ少の話に進んだ。もともと、私、今泉は、スポ少を14年間、団長として指揮してきた。そのサポートをしてくれたのが、イシなので、当然、この話題が出てしまう。
当初は、スポ少の中で、強化をどうして行くかで、いろいろなことを考えた二人なので、結構コンセプトは似ている。
話は、最近、京都からこちらでテニスの指導をしている、アンジェというプロのスクールの話になった。個人的には、そういったものがあってこそ、米沢のテニスのレベルが上がるのだから、OKだが、なかなかそうじゃない人も多い。特に、公営の施設でレッスンをしているのを面白くないと思っている人もいる。
僕は、それもビジネスなんで、OKだと思っている。スポ少だって、一応少なくてもお金をもらっているんだkから同じだと思っている。

(イシ)「そうなんだよな。俺たちがスポ少をやっていた時は、完全に、楽しく、導入が出来ればいいって感じだったけど、最近は、子どもを強くしたいって言う親が多くなったのかもしれない。そういう子どもがアンジェに流れる。」

(俺) 「もともと、aiチーム(aiテニスアカデミー)もそういった、選手思考の子どもをセレクションして育てようっていうのが、コンセプトだから、アンジェとは、同じレベルをターゲットとしているね。」

(イシ)「アンジェはプロのテニススクールだから、本来は、公営ではないところでやるべきだろうけど、それはそれで、キチンと教えてくれれば、いいよね。」

(俺) 「そう、俺たちaiチームは、別にアンジェと同じ教え方をしているわけじゃないし、指導方針が違うんで、俺はあんまり気にならない。」

(イシ)「学校で足りない勉強をどの塾で習おうかってことだから、そんなのは、自由でいいね。」

(俺) 「僕もまったく同意見。ただ、アンジェで教えてもらっている子は、全くコンセプトが違う教えを受けているわけだし、aiチームに入れようとは思わない。何せ、コートが少なくてコート事情が悪いし、アンジエの練習のために俺たちの予約したコートを使われたら、たまんない。」

(イシ)「どっちを選んで、どっちにつくかは、ご自由にってとこだね。とにかく、早く仕事を終わらせて、練習に来い。」

(俺) 「ハイ、コーチになかなか行けないことに関しては、正直にごめんなさい。最近は、少しづつ行くようにしている。スポ少も、恵子さんが、大変そうだから、ときどき顔を出している。なんか、指導方針が決まらないで、コーチたちは、勝手にやっているって感じ。ボランティアのコーチだから仕方がないんだけどね。」

スポーツ少年団でジュニアを育てるのはいいけど、どうしても、米沢では、中学校に硬式テニスがないため、そこで、テニスを離れてしまう子どもが多い。
山形市のほとんどに中学校でも硬式ができているので、ここ、米沢が遅れているんだけど、少子化の影響もあり、新たな部活が出来ないのが実態だ。
米沢四中を中心に、校外部活動みたいな形で、なんとか小学校でテニスをしていた子どもをつなげようとも努力したのだが、現在は、少し、下火になってきている。

(イシ)「スポ少はいいけど、こっちの考え方では、単に導入を目的としているわけだから。ただ、中学生以降が問題だね。aiチームも練習できてないから。」

(俺) 「カラヤンも中学生をどう育てようかと困っているようだ。なんとか受け皿が欲しいんだけどね。」

(イシ)「カラヤンは、どうなんだろう。0-15で中学生を面倒みてあげればいいのにね。」

(俺) 「aiチームで拾ってあげられれば、いいねえ。コーチをカラヤンにお願いしてね。カリキュラムは、カラヤンを一緒に作ればいい。もともと、カラヤンとは意見が合うから、OKだしね。」

(イシ)「平日に、3回くらいやろうとすれば、絶対、カラヤンの力を借りなきゃ出来ないしね。検討する必要はあるね。」

(俺) 「そうだね。小学生の時代は、やれるんだけど、中学、高校になると、ほんと、練習の機会がなくなるからね。米沢のジュニアを育てるためには、ここで、aiチームの土台を作らないと選手は育たないよね。」

(イシ)「とにかく、スポ少にも顔を出して欲しいし、小学生である程度、フォームやある程度のフィジカルを固めることができれば、後は楽だね。今泉も仕事だけじゃなくて、がんばらなきゃね。」

会話は、テニスから、イシが最近、中国やベトナムに仕事に行く話しまで、どんどん進む。

久々に友が遊びに来てくれて、話は続くよね。終わらない。

(イシ)「今度、カラヤンも一緒に、飲みにでも行くか?」

ちなみ、イシは全く飲めなくていつも、運転手だ。友達がいる。いい友達が一杯いることは、僕にとって宝物だ。


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