こいのぼり

会社に行く途中。こいのぼりが見えた。

ちょっとした強い風が吹いてきた。その風の方向を見ながら、西の風だ。福島原発では陸地から海の方向だよな。と思ってしまう。

ちょっと強い風だから、放射性物質も海の方へ流されていると思った。

自宅の庭には、芝桜。まだ、米沢の桜は咲かないけれど、一足先に小さな芝桜は庭に咲いていてくれる。

まだ、雪囲い（庭の木を雪から守るための囲い）の後始末も終わっていないのに、春はいつの間にか、やってきている。

少し、庭の奥に行くと、つくしんぼ。ああ、春だなーと思ってしまう。

いつもなら、春だなーって思ってしまう、小春日和も、今年はどうしても心配になってくる。この花々にも放射性物質は降ってくるのだろうか？

原発の近くの人たちはどんなに苦しんでいるんだろうか？

海に放射性物質の水を捨ててしまったことは、世界中の人たちにこの苦しみを誰にも断らずやってしまった訳で、どうしても許せる話ではない。
誰が、そんなことを許可したのか？もし、菅総理だったら、世界中から非難されるだろう。これは、故意に放射能を含んだ汚水を流したからだ。

ただ、風邪が運んでくれたのであれば、これは仕方がない。
たなびく、こいのぼりを見ながら、こちら向きの風がこないようにと思ってしまっている。


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