雪囲い
雪国、米沢やその近くの地区では当然のように、
「おーい 雪囲い終わったか?」
って秋の会話になる。
金沢あたりは、一本の木を立てて、そこから雪で枝が折れないように木を吊る。
この辺では、木を吊ったくらいでは、大雪でとても木がもたない。
庭木を囲ってしまうのだ。
この作業が、ずっと行われてきている訳で、なんと9月になれば、早いところは雪囲いを始める。
3月のお彼岸を過ぎるとまた、それをはずしてしまう。
庭木を見るのは、結局、半年だけ?
それでも、米沢の人は、せっせと雪囲いをするんだなー。
だいたい、12月になってから雪囲いをしているなんて、本当はどうにもならないんだけど、
「地球温暖化だから、雪なんて降らないよ」
と言っていたが、さすがに、12月にもなると、妻も許してくれない。
雪囲いが終わっていない家庭は、もう、みっともないと言われてしまう。
やむをえず、息子も手伝わせて、雪囲いをしている。
こんなことをせっせとしているから、東北の人は粘り強いんだと思ってしまう。
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