『だいじょうぶ3組』
乙武洋匡さんの自伝的小説『だいじょうぶ3組』の映画を見てきました。
僕は、どちらかというと、この手の映画はあまり見ないほうで、SFXの映画や、ディズニーが好きなタイプなんですね。
ということは、やっぱり、妻が見たいと言って、僕は、そのお供って感じなんですよね。
妻も、子供が先生になっちゃたから、興味を持ち出したのかなと思ったりしているんですよね。本来は、彼女が、そんなに、教育に興味を持っているとは思えないんだけど。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、ちょっと感想を書いておきたいなあ。
本当の教育とは、なんだろうか?
補助員をつけて教師を一年間してきた彼の実際の話のような、評判になってはいるんだけど、まったく実話ではなくて、彼の教育観などが、ちりばめられているなって感じがした。
とにかく乙武さんが、教育に熱心なこと、そして、すごく、頭のいい人なんだなあって感じがわかる。
今、教育で問題になっていることを、実話に近いこの形で、教育界に訴えるのではなくて、教育界以外の人に訴えかけている。そんな、感じがする。
教育界の人たちは、きっと、そんなに甘くはないよ。これは、実話じゃないよ。あくまで、こうあったらいいという話だよ。っていうような気がする。
ふと、息子はこれを見たらなんていうだろうかと考えてみた。
「乙武さんは、この映画に何を訴えたかったか。教育者にではなくて、保護者や一般社会の人に、訴えたかったことの方が大きいのではないか。実際の先生が見て、その通りだねとは、言わないと思うよ。
でも、乙武さんは、すごく、あたまがいいね。それは、よくわかる。
この映画(原作が乙武さんだから)で訴えているものが、わかる。」
そんな感想を言うだろうか?
いや、それは、僕の感想だろうね。
と辛口の話をしながらだけど、映画を見ている途中では、涙がボロボロと出てきていた。
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