啓翁桜(けいおうざくら)

支援センターの啓翁桜

冬の桜といえば、山形では、啓翁桜(けいおうざくら)。

雪の中で、温室で作っているらしい。結構、お正月に玄関に飾られたり、小正月(1月15日)に飾られたりする。

会社がある、米沢商工会議所 産業支援センターにも、カウンターにお正月飾りと、啓翁桜(けいおうざくら)。

お正月の気分が高ぶる。

「ああ、お正月だな。」「もうすぐ、1月15日、子持ちの年越しだなあ。」なんて思う。

お年越しは、こちらでは大事な行事だけど、その時、お正月の準備で忙しい、お嫁さんは、お年越しを1月15日 小正月に実家に帰って、のんびりとすごすんだと、亡き母に聞いたことがある。

もう、そんな家庭はないだろうけど。


啓翁桜 アップ1

ちょっと、アップにしてみる。

遠い春を思って、雪の中に咲く、この桜はどんな気持ちなんだろう。

これをみて、僕たちはどう、考えるんだろう。

啓翁桜 アップ2

僕は、「はーるよ来い、はーやく来い。」と言っているように見える。

友人が言った。「こんなに、雪の降る中、無理やり咲かせられてかわいそうに。」

確かにね。無理やり咲かせられたのかも知れないけど、僕たちに、優しい気持ちをくれる。

温室で、春が来たと勘違いして、咲いた、桜だから、結構、そそっかしいに違いない。

僕の性格にきっと似ていて、僕は共感してしまう。


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