同友会

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山形県中小企業同友会 第10回 経営研究集会
記念講演 『山形から日本を変える』
慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長 冨田 勝氏
を聞きました。

感動したなあ。

まず、山形から世界レベルの研究をしている人たちがいるということ。そういった人たちの考え方。聞いていて、わくわくしてくる話。

こういった話を聞きたかったんだよね。

同友会って本当にまじめな会だと思う。講演の後、しっかりグループディスカッションをして、その発表を行う。

さらに、その発表に関して、講演者の考察も入る。

こんな、会議は初めてだ。

もっと、うれしかったことは、グループディスカッションのときに、各テーブルに、冨田先生が入って一緒に会話をしてくれたことだ。

すごいことですよね。講演をしている先生が、いっしょに会話してくれる。

かなり、感激です。

しかも、その中での話しは、冨田先生のお父様の話。

なんと、冨田先生のお父様は、あの、シンセサイザー奏者では、日本の草分けの演奏家、『冨田勲』だったのだ。

僕も、ELPのシンセサイザーで音を作る話などを知っている時代の人間だから、日本のシンセサイザー奏者としては、第一人者であることは当然知っている。

ELPの展覧会の絵と冨田勲の展覧会の絵を比べたりしていたものだ。

当時、1千万円も出して、日本にシンセサイザーを持ってきたそうで、これは、楽器だということを信じてもらえなくて、税関が通らなかった話や、それから、一年間、そのシンセサイザーでの音造りをした話。

やっと出来た『月の光』は、日本では売れなくて、海外に売り込んで有名になったこと。冨田勲は、初版は輸入品だった話。

いやあ、おもしろかった。

でも、ワールドワイドに日本だけではなく、世界につながる目を視線をもっているのは、勝氏も同じだと思った。この、家計は、単純に努力とか、見方とかの話ではなくて、完全にDNAが違うんだと思った。

そんな僕も、机の上では、いいアイディアは生まれない。お酒を飲んだ席で、いいアイディアが生まれるとの話では、合意して、「君は、おもしろいね。」と声をかけていただいた。

なによりも、すばらしい褒め言葉だ。「優秀だね」「かしこいね」なんかよりも100倍すばらしい褒め言葉だ。

おもしろい人間は、必ず、おもしろい会社を作れると思う。

彼は、エンディングにこういった。

「元気のある会社とは、リーダーそのものが、元気であることだ。」

「夢のある会社とは、リーダーそのものが、夢をもっていることだ。」

集まった中小企業のリーダーたちに、そういって締めくくった。

僕には、きっと、「おもしろい会社とは、リーダーがおもしろい奴だからだよ。」と言ってくれているに違いない。


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