拝啓スティーブジョブス様
拝啓スティーブジョブス様
実は、僕はAppleの熱烈なファンではない。スティーブジョブスも好きだったわけではない。彼を神のように思ってきたわけでもない。
ただ、ふと、彼の本を手にした時、今まで、松下幸之助や稲盛さん以外に経営の神様だという人はいないと教えられてきた僕は、まったく違う感覚で彼を見てしまったのだ。
僕は、スティーブジョブスと同じではないし、彼のように成功を収めるとも思ってはいない。ただ、生き方はすきだ。
彼のように生きたいと思ってしまうのだ。それは、成功という意味ではなく、生き方として格好いいと思ってしまうのである。
9月末の仮決算の月が終わり、わが社の経理担当は、決算資料をまとめて、下期の戦術をどうする気かを問いただしてきた。
今年から、税理士に月次決算の指導を受け、総務、経理、営業事務を兼務したスタッフもそろえた。そのため、上期の決算状況が手に取るようにわかるのだ。
サッカーで言えば、ハーフタイム。ここで、後半の戦術を立てておかないと、勝ち点3は取れない。今年は、どうしても勝ち点3が必要なのだ。会社存続のためにも勝ち点3だ。
ところが、前半は散々。0-3で早々と、3失点って感じだ。こうなったら、ハーフタイムで3枚の選手交代枠を使う作戦しかない。
逆転には、4点が必要だ。
そういった状況がわかるのも、税理士や担当者がいたためだ。昨年だったら、間違いなく、単に資金繰りに追われていただけだろう。
結果がわかれば、次の手を打つ必要がある。
最近、僕のバイブルになってしまった、スティーブジョブスの本を片手に、こういった場合なら、ジョブスは何を考えただろう。と、思い描いてしまうのだ。
ちょっと聞いてみたいが、僕にとっては、その答えを自分で探す方を選んでしまう。
拝啓、スティーブジョブス様、僕はがんばっています。
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