読書の秋


読書の秋だ。

そんなに流暢なことを言うわけでもないのだが、どこか、僕自身も追い詰められているのかもしれない。あまり、本を読むほうではないのだが、何故か、本を2冊買ってしまった。

一冊は、この本。スティーブ・ジョブスの本だ。われわれ、コンピュータをあつかう人間からみれば、神様のような人のはずだが、案外、詳しくはしらない。

熱烈なファンは、2冊組みの自叙伝を、さっさとネットで注文するらしいが、そこまでのファンではない。

でも、コンビニにあったこの本は、すっとレジに運ばせるほどの光があった。

稲盛さんの本

もう一冊の本は、稲盛さんの本。なんとなく、ネットで見ていて、僕のぎすぎすとした心に安らかな気持ちにしてくれるのでは、という期待があって買ってしまった。

これも、実に衝動買いである。

まだ、全部を読んでいるわけではないが、僕の性格から言うと、ジョブスの本が、僕の気持ちを熱くする。

稲盛さんの本は、もう少し、後でもいいのかも知れない。心は安らかになるんだけど、燃えてはこない。

どちらの本も、昼休みにふと、目を通しながら、考えこんだりしている。

やっぱり、秋なんだなあ。

変人ジョブスに共感を覚えるのは、やはり、僕も変人なのではないだろうかと思ってしまう。

ジョブスと違う点は、彼は成功者であり、僕はまだ、そのふもとにも来ていない。

もう少し、時間が必要なようだ。一日13時間仕事、土日なし。あまり、変わらないような気もするが、僕には、もう少し時間が足りない。

なんとか、元気でいることが、僕の成功の鍵かもしれない。


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