aiテニスアカデミー

久しぶりに子どもたちのプレーを見た。

『aiテニスアカデミー』は、僕が主宰するジュニアのテニスチームだ。と言っても、僕がお金をもらっているわけではなくて、選手を目指すジュニアが、のびのびと育つ環境を作ってあげたいだけなのだが。

もともとは、テニス・スポーツ少年団の団長を12年も務め、もっと、選手を目指すジュニアの指導がしたくて、この組織を作った。スポーツ少年団は、底辺を、このチームは、選手をなんてかっこいいことを言っていたが、なかなかうまくはいかない。

しかも、去年から、仕事が忙しくて、ちょっと指導に行っていなかったのだ。

「1年ぶりじゃない」なんてイヤミも言われながら、みんなの顔を見ると、うれしい。

そうだよね。ちょうど、これからジュニア選手権が始まる時期。テニスにナーバスになる時だ。

がんばれジュニアたち。

そんな、ジュニアに少し、メモ。


あきら:あれだけ、打てるのに、フットワークもいいのに、なんで、勝てないんだろう。たぶん、精神的なものか、勝ち方を知らないのか。試合にどんどん出ればいいのかなあ。ただ、フォアハンドは、ちょっとタイミングがずれるとふける。回転系のボールも打てるんだから、試合で使えばいいかも。

こなつ:フォアハンド。下から上の動きではだめ。前へ、打ってよ。フォアのフォロースルーは上には行かない。そこから、もう一度思い出して。ただ、ヘッドスピードは、これ以上は無理だから、今のままでいいよ。サーブは入れるんじゃなくて、キックして。そこから、進めよう。入れようとして、腕が縮んでいる。

たいち:考えすぎ。ラケットがトップライトのものに替えたので、自分でコントロールする必要がある。とにかく、打ち込みをするしかない。どうも、出てくるボールが軽い感じがする。小手先で打つのではなく、しっかり体重を乗せないと、ボールは生きない。サーブは、キックをもっとすること。キックをしないと、ボールは回転だけで、レシーバーが打ちやすいボールになる。

ゆき:フォアハンドは、パームアウトすること。打点が遅れているような気がする。もっと前で打って、パームアウトして欲しい。サーブは、キックするといいボールが出ている。本人は納得いかないようだが、実は、その方がボールは伸びている。バックハンドは、非常によい。バックでゲームを組み立てるのはありだ。ボレーは、アンダースピンをかけること。

りょうた:遅れてきたので、あまり見れなかった。ただ、バックハンドは、いい感じだった。サービスの手首を使うのは、どうも、気にいらない。本人はたぶん、スピードが出ていると思っているが、あまり、出ていない。スナップをつけて投げればスピードが上がると思っているが、実は、プロネーションをしたほうがスピードがあがる。その辺は、少しづつかな。サービスのキックはいい。

たえ:もっと、体の回転を使って。軸が後ろになっている。もっと前に向かって打って。とくに、フォアは右足軸になってしまい、パワーが逃げてしまっている。バックの高いところで打つところはGood。サービスは、キックが出来ていない。その場にジャンプしただけ。前に飛んでみよう。

ひより:体が開く。特にフォアハンド。パワーが逃げてしまう。もっとしっかりと打ち込んでおこう。手を抜かないで練習しよう。楽なボールはシッカリと決めよう。サービスは、とにかくキックして。一旦ためてから、キックすることから、はじめないと直せない。もっと、しっかり打てるはず。バックハンドのセットを早くすること。

しんご:もっと、打って。あてにいかない。バックハンドは流れるので、体の中心の軸をしっかりともう一度見直すこと。ボレーはアンダースピンを忘れずに。サービスは、手首を使いすぎ。お兄ちゃんの真似をしている。プロネーションができるのだから、手首は固定して打つこと。



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