お雛さま
今年もお雛様が飾られている。
毎年、出してあげないといけないって妻は言うけど、そんなもんなのかなあ。
もともと、このお雛様は、妻のご両親から、娘に贈られたもの。その娘もすでに、静岡に嫁ぎ、元気にしている。
気に入っているのは、わかるけど、このお雛様は、これから、どうなるんだろう。
山形県には、山形雛街道と言って、県内各地に残る時代雛の一般公開が2月下旬から4月初め頃まで公開されている。
昔、 最上川の船運によってもたらされた、京や大坂の文化のお雛様がたくさん残されていて、それらを展示しているのだ。
そんな、昔からの文化を引き継ぐ暮らし方は、本来、日本人がもっていた生き方だと思う。僕たちは、先祖から、家系であり、文化であり、人間性であり、すべてを代々引き継いできたのだと思う。もちろん、少しづつ、時代にあったようにアレンジしてだけど。
そんなことを考えると、このお雛様は将来どこに、引き継がれていくんだろうか?
娘が、引き取ってくれたらだけど、嫁ぎ先で、大事にしてくれたらうれしいんだけどなあ。と思っている。もし、娘に子供ができて、その子が女の子だったら、その子に引き継いで、さらに、その子の子供が女の子だったら、その子に引き継いで、お人形ってそういうものじゃないかなあ。
人形屋さんには、申し訳ないけど、お雛様は、そうして欲しいに違いない。
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