夕焼け
最近、夕焼けネタが多いね。
今日は、日曜日だから、自宅からの夕焼け。
自宅は、だいぶ米沢の市街に近づいてきて、米沢の市役所が見える。山の輪郭は見えにくくなり、夕焼けを見るとか、サンセットを見るというより、あかね色を見ているといった感じだ。
市街に近づくと、この電線の多いことに、びっくりしていまう。
特に、我が家は、変電所が近くにあるため、よけい、電線や鉄塔が多い。
もう少し、南側にカメラを振ると、
なでら山が見える。花沢の立体交差の上のほうに見えるのだが、
なでら山は、季節の変わり目を教えてくれる山で、なでら山に雪が降れば、冬の到来であり、なでら山の雪が、こければ、春が来ると、米沢の人はいう。
昔からの、言い伝えなのだろうが、結構、あたっている。
「なでらに初雪か、そろそろ冬だな」
「なでらに3度目の雪か、もう、根雪がくるぞ」
四季があることが、この町をとても素敵な町にしている。
僕は、大学時代、何故か5年も東京にいたが、「ここ(東京)は、四季がない」と思った。
山形は、春になれば、雪がとけ、田んぼに水が入って、田植えが始まり、暑い夏がやってきて、夏祭りがあって、稲穂が穂を下げる。
秋には、収穫されるために、田んぼは、黄金色にそまり、農家のひとたちが稲を刈る。
山々は、そのころ、赤く染まり、そこに、白いものが降ってくるのだ。
この四季を、東京に求めることはできないよね。「東京に四季がない、僕は、東京では詩が書けなくなった」って、そのころの恋人に言ったことがある。
その恋人が言った言葉は、「もともと、今泉君の詩は、詩ではなくて、単なる言葉のつながり。最初から、詩なんか、書けなかったよ。」僕は、偉くロマンティックに考えているのに、彼女のセンスから言えば、詩といえるものではなかったらしい。
最近、夕焼けを撮る機会が多い。夕焼けも、立派な、故郷の光景なんだと思う。小さいころも同じ夕焼けを僕は見ていた。
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