日本という国には、ルールがない

福島第一原子力発電所事故で、政府が作業員の年間被ばく量の上限を、現在の250ミリシーベルトよりさらに上げることを検討しているという記事をネットで見た。

もともと100ミリシーベルトだったよね。100ミリシーベルトも、当初の職業人の20ミリシーベルトと特例として認められていたはず。それを、250ミリシーベルトに福島第一原発のために増やしたはずなのに、また上げるのですか?

ルールが守れなくなると、ルールを変えるというのは、いかがなものだろう?

国際的には500ミリシーベルトまで認められているって記事には書いてあったのですが、どの機関のルールですか?国際放射線防護委員会(ICRP)や国際原子力機関(IAEA)のどちらかが言っているのでしょうか?

ICRPが、一般の人が年間浴びてもいい放射線量を、緊急時は20?100mSv/y、緊急事故後の復旧時は1?20mSv/y、平常時は1mSv/y以下とした。という話を聞くと、実は、わからないで報道しているのではないだろうか?

日テレニュースで「国際基準では、緊急作業の場合は年間500ミリシーベルトまで認められている」と報じているのだ。ネット上にも書いてあるので、是非確認して欲しい。

文部科学省が20mSv/yまで大丈夫だと言って、日弁連の抗議に決めた理由も答えられなかったり、この国はどうなっているんだろうか。

日弁連が「20mSv/yは原発労働者が白血病になった際、労災認定されるレベルである」と言っているのに、文科省は「存じていない」と回答。しかも、この数字は、外部被ばくだけの数字らしい。

日本を担う児童の、「被曝基準は20mSv/y」になってしまっているのだ。きっと、この決定は教育委員会を通して、各学校へ通達されているのだろう。

この国の数字は、国という無法者とマスコミという嘘つきによって、明らかに改ざんされている。中国や北朝鮮のことを言えたもんじゃない。

先月3月11日にこの大震災がおこり、比較的被害のすくなかった米沢市では、米沢警察署が14日と16日に(友達の情報だと)交通取締りをやっていた。「そんな状況でないでしょ」と電話で抗議した市民に「名前は誰だ。どういった関係の人か。」と聞いていきたそうだ。身の危険を感じて、「税金泥棒!」と言って電話を切ったと教えてくれた。

こもし、ルールを変えられるのであれば、交通取締りで10キロオーバーの時もすぐに、制限速度を変更して欲しい。少なくとも、取締りの時は事故は起していないわけだし、安全に走ってきたわけだから。


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