第5期も無事完了
雪がどんどん消えていく、会社の外......
2006年3月7日にアイティーラボという屋号で、開発を始めた。
2006年5月18日に、株式会社に改組し、株式会社アイティーラボが誕生した。
それから、5期。今日で、5期が完了する。
あわただしく過ぎた、今期を振り返る余裕もなく、すぐ、来期を見る必要があるのだが、少しだけ、思い出を書いてみたい。
2006年2月。当時勤めていた、株式会社情報処理技研。12月決算のこの会社は前年に5,000万円の赤字を出していた。
僕はその会社の取締役営業部長。当時の五十嵐至社長に赤字の責任を取って辞めるように勧められていた。
5,000万円の赤字など1期で出来るはずもなく、当然これは、累積の赤字なのだが、それを押し付けられて辞めるのも、誰かが悪者にならなければ、どうにもならない事情からだった。
この時点では、当時の五十嵐至社長も決して悪い社長ではなかった。とにかく、会社の再建を図るためには、自分と意見の異なる僕を悪人にして、切り、再建に乗り出したわけだから。
僕は、株式会社情報処理技研を辞めて、それでも、僕の力を信じてくれていたお客様をサポートするため、アイティーラボ(Imaizumi Takashi Laboratory)と称して独立したのだった。税務署に届出をしたのが、3月7日なのだ。
なんとか、開発を進めていくうちに、会社でないと取引が出来ない場面が出てきて、会社にしようとすると、なんと、新会社法。株式会社になってしまった。とはいえ、お金のない会社は、資本金1円だった。冗談のような会社だった。
その後、色々な会社から支援を得て、3年。連続黒字の会社にした。
そろそろ、勝負にでるぞと思った4期目。順調に売上を伸ばしていた、矢先にリーマンショックがやってきた。仕事はキャンセルの連続。あっという間に赤字経営になってしまった。
そして今期。第5期は、2年続けて赤字は絶対まずい。金融機関が支援してくれなくなる。と必死で頑張ってきた。
ところが、最後の最後で、東北大地震である。
よくなってくると、リーマンにたたかれ、大地震にたたかれ、なかなか、成長できない。
第6期に向って、僕は何をするのかも、この地震の影響を読みながら、考えるしかない。
出る釘は打たれるが、出なきゃ沈んでしまいそうだ。
試される年がやってくる。
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