米沢市の状況(17日)

大雪注意報
なんと、こんなに地震で苦しんでいる人がいるのに、無常な雪です。
大雪注意報がでている状態です。

福島県、宮城県から避難している人は2,100名を超えたそうで、避難所も山形県では19市町村に渡っています。本当にやさしい県民性だと思いますし、誇りにも思います。
なんと、放射線の状況も時間ごとにHPに表示されています。

ラジオでは、現在、大勢の人が避難している米沢市の体育館に、どのようなものでも支援してくれというメッセージが流れた。

古着でもかなわないというコメントだ。きれいに洗っていれば、古着でも欲しいという話を聞いて、本当に何もないんだろうと思ってしまう。

不足しているものは、お米、食料はなんでも、毛布、衣類、子供用の絵本。

えっと思う。何か持っていけるものがないだろうか?かといってガソリンがなくて、車も出せないし、ラジオでも「ガソリンがないだろうから、近所の方の協力を」と言っている。

そんななか、やっぱりガソリン、石油は死活問題で、特に石油がなければ、暖をとることが出来ない。ほとんどの家庭が石油で暖を取っているのだ。

ある人から聞いたのだが、
「JAのガソリンスタンドが、朝7時から開く」っている情報を聞いて、
朝6時から並んだんだそうです。
列はどんどん増えていき、朝7時を回ってもスタンドが空く様子がありません。
8時になり、並んだ人たちもお互いに
「どうなっているんだ?」
という話になったけど、みんなうわさで来ていて、誰も真実がわからない。
結局、ガソリンスタンドは開かず、誰を恨むわけにもいかず、みんな帰っていった。
本当か嘘かはわかりませんが、この時期、本当のような気がします。

この話を教えてくれた人も、コマレオっていうガソリンスタンドで、3時間待ち、2,000円分を入れてもらったらしいです。なんとL159円。2,000円で11Lくらいしか入れてもらえなかったといってました。

計画停電の話があったり、自宅待機の話があったりする。
我社は、社員が、自宅からインターネット経由で作業してもらっている。

自宅待機だったりすると、社員に対する自宅待機の賃金って問題が出てくる。

厚生労働省のHPには、今回の計画停電によっての休業に対する解釈が掲載されているそうだ。

当社は休業ではなく、自宅で作業をしてもらうので在宅という形だ。法律的な問題は十分社労士とも相談していこうと思っている。

経営者たちも勉強しなければならない点はいっぱいある。経営者達はこの状況で会社を維持するために必死なのだ。

こんなに大変な折、米沢警察署では、昨日(16日)上杉スタジアムのところでねずみ取りをやっていたそうだ。(これも別なある人に聞いた話だが)
まったく日本国全体で大変なこの時期に他にやることがないのだろうか?
原発のところでは、警視庁が命がけで水をかける準備をしているんだぞ。
ガソリンスタンドに並ぶ車で交通渋滞が起こっているのに米沢警察署が整理しているシーンは見たことがない。ガソリンスタンドに関係のない人はほんとに迷惑な話なのだ。

この非常事態にネズミ捕りをしている地方の警察。この非常事態にもさもさした対応で、問題を大きくしてしまった政府。原子炉を守ろうとして、対応が遅くなってくせに、陣頭指揮をしようとしない原発会社の社長。

どうも、この国は完全に狂ってしまった。


それにつけても、やっぱり外は雪だ。
やっぱり外は雪だ
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