横浜のラーメン屋さん

出張先で、ごいっしょさせてもらった取引先の某社長さんとお酒を飲んだ。
某社長さんは、結構、飲むペースの速い方で、一軒目で結構出来上がってしまった。

ラーメンを食べて帰ろうという話になって、ホテルに帰る途中で、ラーメン屋さんに入った。
社長の麺の硬さに関して、従業員に
「はりがね」
という。結構、通なんだな。
「俺も、そのはりがねで」

社長に確認したら、はりがねのように硬い麺だそうで、硬めが好きな僕にとって、単にマネしただけなのに、ラッキーだったね。
結構、雰囲気の良い店で、女性の一人客も多い。平気で替え玉などを頼んでいる。
文化って東北から横浜に来ただけでこんなに違うんだなと思った。

ラーメン屋さんを出ると、社長が、
「携帯電話がない。」と騒ぎだした。
さっきのラーメン屋さんか、その前の居酒屋だが、とりあえず、急いで戻ることにした。
なにせ、社長のiphoneをなくすわけにいかず、僕は走って、まず、ラーメン屋に戻った。

お店に入って、店員さんに聞くと、
「これですか？」と社長のiphone。
「メガネもいっしょでした」と社長がまだ気のついていないメガネ。
本当によかったとお礼をいうと、店員さんは、
「お帰りになるときに、気がつかなく申し訳ありませんでした。」
と言われたのである。

忘れたのはコッチで、しかも、どこに忘れたかもわからない酔っ払い。
それに対して、忘れものに気がつかなくて申し訳ないという店員。

女性の一人客が多いなーこれは文化の違いかなと思ったのだが、これは店員さんの教育の違いだ。
これだけ気遣いできる店員さんたちがいるお店には、若い女性でもおじさんでも気軽に入れるのだろう。

本当に大事なものをちょっと感じた。

社長ブログ･ランキングに参加しています。よろしければクリックを!!