放射能の心配
東日本大震災の避難所にもなっている、米沢市営体育館。普段は、平日の昼間にこんなに車が止まっていることはない。しかも、ここは福島県かとおもうほど、福島ナンバーが多い。
これだけの人が、福島を逃れ、米沢市に来ている。
山形県では、80名を超える小中学生が、新学期を新しく山形の地で転校して学ぶそうで、18クラスの増設だそうだ。
さらに、先生も18名以上、臨時に増員するらしい。
福島から避難しておられる方々のほとんどが、放射能の心配で、避難していられると聞く。原発の20Km、30Kmの方々が多いんだと思う。
それにしても、米沢市は、福島から山一つ超えただけなのに、放射線の量も極端にすくない。今回の原発の件で、放射線の測定機器が米沢にも付き、県庁のホームページで公開されている。0.08マイクロシーベルトくらいだ。
福島原発から、米沢市までは、80Kmくらい。当然危険な地域なのだが、風向きとそして普段は峠越えになる、吾妻、栗子の山々がガードになっている。
米沢から見える栗子の山。ここを越えて、福島への国道13号線が通る。
さらに、奥羽山脈が米沢を守っている。
普段は、山の中の盆地の米沢は、実は今回の放射線から我々を守ってくれている。
ちょっと、雪が多くて大変なんだけど、実に平和な町だと思う。
避難されている方々も、大変だと思うが、のんびりとした米沢の人にも触れて頑張って欲しいと思っている。
本当に、少しづつ春らしくなってきた。
夕焼けがそういっている。
この平和な国で、政府は、いまだにゴテゴテの報告をやっている。
放射能で汚染された水を流して、漁業団体から怒られ、近隣諸国からもソッポを向かれている。
もう少しなんとかならないものかと、あきれてしまう。
夕焼けを見ながらホッとする日はいつやってくるのだろうか。
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原発の危険性について、中部大学教授が我々市民の目線に立ち、詳しく解説されています。今がいかに危険な状態か、客観的に判断できます。
政府や報道がいう「安全発言」は信用できません。
自分や家族の身は自分の手で守らなければいけない事態に陥っています。
是非ご覧ください。
http://takedanet.com/
ひろ様、コメントありがとうございます。
武田邦彦教授(中部大学)のページの紹介ありがとうございました。
早速、読ませていただきました。
読みながら、どんどん怖くなっていきます。
放射能が怖いというより、きちんと公開されていない情報の方が怖い。
気がついたら、日本も北朝鮮や中国のように、事実を国民に明らかにしない国になってしまうのでしょうか?
また、何か情報がございましたら、教えてください。
はじめまして!
先日、米沢に初めて行ってきました。
素敵な街ですね。
でも・・美しい遠くにそびえる山々を見ながら、複雑な心境になりました。あの山の向こうでは放射線量がかなりあると報道されていますから。
米沢の街から、かなり遠くにある我が家ですが、学生である子どもは米沢に住んでいます。
母として、とても心配な気持ちなのです。
もし、山々が米沢の街を守ってくれているとしたら、ありがとう、という気持ちですね・・・。
今後も米沢の情報もまた教えてくだされば、ありがたいです。
さくら様、コメントありがとうございます。
本当に今回の原発の件では、私も首都圏に住む友人達から「大丈夫?」っていうメールをたくさん頂戴しました。
放射線量については、山形県のホームページに結構、情報が載っていますので、ご覧になられると安心されるかと思います。
さくら様がご心配のように、放射線量はゼロではありませんが、山一つ越えた福島市の数字と比較すると、福島の人に申し訳ありませんが、少ないです。この山々は、この街を救ってくれていると思ってしまいます。
米沢市体育館にも多くの方(約400名)が避難されていまして、ほとんどの方が、地震や津波ではなく、放射能からの避難だと聞いております。
その分、安全なのかもしれません。
米沢は、田舎で決して派手なものはありませんが、歴史のあるいい街だと思います。
是非、また、米沢においでください。