サッカー アジア杯

昨晩、いや今日の早朝、サッカーのアジア杯決勝が行われていた。
完全なサッカー馬鹿の私にとって、とにかく、応援せねばならない。
まして、ご存知の通り、優勝などしてくれたわけで、BSでの表彰式まで祝杯を挙げながら確認してしまったため、寝たのは朝の3時過ぎ、完全に時間間隔が狂っている。
午後に目をさまし、妻の言われるまま、買い物に出るも、なんと、やはり、ココは山形県米沢市。雪の降る街なのである。(写真)

この試合の解説は、世の中のたくさんいる解説者に任せるとして、ここまで、見せてくれるサッカーをさせてくれるのは、誰だろうと考えてしまう。まず、選手は間違いない。
僕は、ザッケローニ監督だと思う。

監督が違うとこんなに違うのだろうか?
彼は何をしたのだろうか?
彼の行動で気がつくのは、まず、選手に対する気遣いである。
そして、いつのまにやら、選手達からの信頼を得て、たった5ヶ月たらずで、個性を活かしたプレーをさせている。
長谷部も遠藤も監督のサッカーに関して、臆することなく、話をする。
あの暴れん坊の本田にいたっても「自分を評価してくれて、やりやすい。」とまで言わせてしまう。
前の全日本の監督は胃薬のコマーシャル以外に出てこないので、誰だったか忘れてしまったが、当時、本田は、「監督が何も考えようが、俺は俺のサッカーをする」と言い切っていたはずだ。要は、結局カラーも出せず、選手達が頑張っただけで、運よくワールドカップでそこそこの成績を上げた監督と比べて、あまりにも違いすぎる。

ザッケローニは誰に似ているのかと思ったが、野球で言えば、星野仙一かなと思う。しっかりと選手を見て、出れない選手や、2軍の選手まで気を使う。

プロの選手でもなかったザッケローニは、まるで経営者であり、彼は社員を生き生きと仕事をさせて、一気に爆発的な成長をさせてしまったのである。
社員をしっかり理解し、適材適所に布陣し、さらに、社員が怪我や故障で抜けたときも変わりの社員がすぐ、対応できるような会社。それを作り出しんだと思う。
是非、彼のチーム作りを学んでみたいと思うところである。

ザッケローニによく似た人物をもう一人、僕は知っている。
我らが、モンティディオ山形の小林監督である。
彼は、選手一人一人に細かく指導し、彼らを理解し指導している。このお金のない貧乏チームを指揮しながら、選手を成長させて、ギリギリの試合運びをしている。馬鹿な他のチームの監督の中には、10-0の守りしかできないサッカーとか、おしんサッカーとかいう奴もいるが、そういったチームに限って、資金的にも設備でもそろっているところが多い。
選手の力を最大限に引き出し、戦術を考えて勝利をもたらす。J1でもっとも資金のないチームが2年続けて残留をはたしているのは、彼の力だ。

今、山形は雪の中である。

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